qmailでバーチャルドメインを利用する方法は@IT バーチャルドメインにおけるqmailの運用 (2/3)で詳しく解説してあるけど、サンプル例が誤解しやすいのでここにメモを書きます。
バーチャルドメイン宛メールを受け取るユーザーの追加
# useradd -s /bin/false vuser
rcpthostsにメールを受け取るドメイン名を追加する。
/var/qmail/control/rcpthosts
example.net virtual.example.net #これが追加するドメイン
virtualdomainsの作成
/var/qmail/control/virtualdomains
virtual.example.net:vuser
qmailのリスタート
# service qmail restart
CentOSなどはこのコマンドでリスタートできます。
ユーザーの.qmailファイルの修正
# cd /home/vuser # echo "&info_mail_addr@example.jp" > .qmail-info # echo "&blog_mail_addr@example.jp" > .qmail-blog # chown vuser:vuser .qmail*
これで、info@virtual.example.netとblog@virtual.example.netのメールの設定ができました。
あとは、ネームサーバにてSPFレコードを設定します。これでReceived-SPFヘッダがsoftfailからpassになります。