JMU「じゃあ、みんなで、うんと楽しもう」

前半後半に隔絶されたGW
皆様、いかがお過ごしですか?

前半は、なんと言ってもJMU中部マンドリンフェスティバルでしょう!!
ちょっと粉塵は気になるが法人税で潤うオサレ駅直結型の東海市芸術劇場の大ホールで行われた中部のマ界の祭りは
女性ばかりの合奏団アカシアさんで始まり、今日のためだけに結成される混血を意味する合奏団メティスさんで締め括る全10団体の集う場です。
お互いの団を知り、発表会スケジュールを知り、曲を知り、仲間を増やす交流の場でもあります。たくさんのフライヤーがそれぞれの控え室に届きます。
観客席は、広く解放され、マ界人でなくても、自由にきくことができます。

途中、すれ違った清掃のおばちゃんも
「今日はマンドリンね、私、あの音いい音だから、好きなのよ。」
なんて仲間と会話してたりして、ほくそえんでしまいます。

今回は、コロナも落ち着いたからと、終わってから交流会があり、そこでは、パートごとにわかれたテーブルで語り合うだけでなく、THE FIRST TAKE的な合奏も!!
不思議となりたつ。
初見なのに。なぁぜなぁぜ。

マ界、もしやしてもしやして、
伸び代でかくないかい?!

マ界は続くよどこまでも。
今回は、「meets.のブログ、読みますよ✨」と語られ、有頂天になったドラのなべちゃんでした。

ありがとうございます!!励みになりますっ!!

きっちり!!!

お気に入りのピアニストの文章に『静寂から音楽が生まれる』と言う言葉が引用されていた。

静粛、言い換えると、無音とでも言うのか。

いま、無音の環境を探そうにも、溢れる人工音、再生音、に無音の時を見つけがたい。そのなかでも、うちなる自分に集中し、精神力で無音の世界を構築する人もいるが、なかなかの集中力。そのピアニストは朝型人間だそうで、目覚めることで注ぎ込まれる音に包まれ、ピアノの朝練へはいるらしい。ピアニストの友人には夜型の人が多く、彼らは、世界から、一つ一つ人工音が消えていき、自然の音だけに落ちていく世界のなか、無音を感じつつ音楽を紡ぐらしい。

なるほどな、と思う。無音への導入が異なるだけで、どちらも静粛から音楽を生み出している。

視覚的な表現で、置き換えてみる。まっさらの五線紙に墨を落とすと、音楽があるき出す。その軌跡をきっちり奏でることで、それは、作曲家の興した音楽になる。

きっちり、とは?

打ち込み音の音楽に、音楽性を感じるか?

きっちり、とは、どういう意味だ?

演奏会のときの、団の紹介によくある「心を込めてひきます」とは、どうきっちり気持ちを込めるのか?

今日の練習で、イケメン(大きい男)が「きっちり 弾くと悪目立ちするから、 ポイントの 音だけ出してもらって 、そこはきちっと合わさるようにしてください 」って言った。

音楽性をキープするために 不必要な音ではないが、目立つ必要はない音がある 、という意味らしい。

合奏中に、どうもリズムが混濁するとこがあった。

そしたら、チェロのマダムが「ここまで来たら必ず会うので、後程会いましょう」と言った。

イケジョも「いまは、聞いたら弾けんけど、今に聞いたら乗れて弾きやすくなる時がきます。」といった。

きっちり、とは?

話は変わるが、中学の数学のテストについて、教頭先生(友達)と話をしたことがある。

どうにか点を取ろうと100点分の問題に手を掛ける子っていますが、合格ラインが70なら、70点分が100点になればよいのです。と、先生が呟いた。

本来は、そんなことを言ってはいけないのかもしれないが、間違ってはいないとおもった。

できることを、その時に、きっちりやれるか?だからだ。

心も技術も込められるか?

んーーー、そうなったら、ビールもさぞかし美味しいんだろなぁ✨

meets.はつづくよどこまでも。

本日は、くせ毛の男の子の髪の毛がトイ・プードルみたいだなぁと思ったなべちゃんでした。

いっしょの見つけ方

ちゃんちゃんちゃんちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃち、ざーーーーーーーーん

どうもこんにちは。ドラのなべちゃんです。

ドラのとなりは、チェロで、
いつもはGWごろまでチェロよりストックの勇者アマビエ先輩が、
四月の上旬に、練習会場に現れた!

雪が少ないのね
と思いきや、三月中旬に降ってて、いまもたっぷりあると言う。
今年は、母校の60周年にかけていて、かみさんは、バンバン滑りに行ってるが、と語ってくれた。
そらそーですわな、津の地方版にああもでかでかと写真が載るほどの賑わい。老若男女集う10年に一度のイベント。指がいたくてちぎれそうでも、勇者はグッと踏みとどまる。

そんな流れで、ミーツの練習に久しぶりに訪れた彼は、単純に弾けばよい、と言う状態から少し前に進んだ合奏に戸惑う。

「そこ
サイコーにきちゃない音で弾いて
かつ
滑り込みセェェェェーーーーフっ
ってかんじで。」

すると
はじめてで、混乱極めたか、
何をあろうか先輩

「言ってる意味がわからないのだけど…」

体をはって表現しまくるイケジョにダメ出しをした。

「ええっ、えと、わからない?!
そうね、
食いぎみにはいる
かしら…。」

「あぁ、そういう意味ね。」

誰しもが、安寧の展開を想像した矢先、

食いぎみ
どころか、
着水前のエサに水面から飛び出す勢いでチェロがくいついた!!

食われたドリン属は笑いだしたが、
イケジョは

「それぐらい(の気持ち)で」

とこたえた!

あろうことか、
エサ側が、着水を足早に突っ込んでこい、とのこと。

高音の音が細かくなる以上のAccel
それを受けるかき鳴らされた低音。

一瞬にして、音楽に緩急が現れ
緊張感をもった音粒が
焦燥感で包まれる。

これか…。
ここに、これがほしかったのか…。

合奏は、これだからやめられない。きょうの収穫は、blogでは表せないほどの心地よさ。

meets.は続くよどこまでも。本日は墨俣宿 池田屋脇本陣で「古民家で絵本の時間」と言うイベントに行き、古民家と絵本の魅力に溺れてきたなべちゃんでした。そのテーマがいっしょの見つけ方。

いっしょ。音も、人も、心も。互いのあり方。