和音のしくみ

「弾きたい曲がなくてね、それなら、自分で作っちゃえばいい。」

と言ったとか

「先生のお宅で、ご馳走になったことアルー✨」

なんて人を時々聞く

お医者様の顔ももつ名作曲家、小林由直先生が、ご指導に来られました。

ミーツも久々の御対面です✨

「じゃ、まずは、さらっと通してもらいましょうか…。」

そして、合奏を笑顔で聴き終えたあと

「そうですね、前半は、大分いいですね。後半は、もう少し、練習が必要な感じだけど、ま、おいおい、で。

そうですね、

和音のしくみ、を意識していますか?」

と、おっしゃいました。

和音。
単音の集合ですが、ただ、鳴ってればいいわけでなく。お互いが、距離やサイズを感じ取って、響き合おうと意識しないと、和音にはならない、とのこと。


絡み合う音の動き。

並んで、寄り添い、
共に歩き、
離れて、そっぽを向き
振り返り、走り寄り
強く抱き合う

そういえば、

イケジョは、時々、フレーズに妄想を貼ってくれる。

ここっ、ここは、告白だから!!

これは、重く踏み鳴らす、ズゥン、ズゥン、だからっ!!

こういうことを言わんとしてたんだなぁ。

お客様にドラマチックなステージを感じてもらうように、妄想力と感じ合う心を育てて演奏会を迎えよう。

meets.は続くよどこまでも。
本日は、イケジョ手づくり明太子パンでランチ満足💖のなべちゃんでしたー。

最重要項目。

敵情視察、ですかね。

場所はウィルあいち。

アンサンブル木蔭さんの第59回定期演奏会です。次年度には還暦ですね。
今回の第二ステージは、尺八奏者の後藤晴彦さんを招いてのコラボステージ。どんな音が醸し出されるのか、それも楽しみのひとつです。

敵情視察、と言うか、勇者アマビエがでるときいて、聴きに行ったんです🎵
弾くのも楽しいけど、聴くのも楽しい。それが、音楽。

舞台狭しと並ぶ奏者は団友を含む 44人で、オケ曲の編曲に至ってはコントラバス奏者がトライアングルや合わせシンバルを打つと言うすごさ。

楽しく合奏する。
やりたいことに声をあげて、みんなで作り上げる。
そんな暖かい空気が舞台に流れています。

パンフレットには、お誘いのページがあり

「人の輪を広げることが最重要項目なんです。」

と書いてあり、団の間口の広さに、心暖まる思いでした。

アンコール前の挨拶のなかに

「演奏会をしようと、会場をおさえた頃は、終息が期待できたのですが、まさか、こんな状況になるとは思ってなくて。
でも、そんななか、
駆けつけてくださったお客様に感謝して、楽しんでいただけるよう演奏しました。」

との言葉があり、うなづきしかなく、私たちもそうかもなぁ、なんて。

あぁ、meets.も、あと一月と言うところまで来ました。

meets.は続くよどこまでも。
本日は、夜風と余韻が心地よきかな、なべちゃんでした。

曖昧を考察する

今日は、朝から川越公民館にこもり、楽器や楽譜と向き合います。
本番が近づくと、
ゆかりのある先生に演奏をきいていただき助言、ご指導を賜ると言う
抜き打ちテスト的な
いや、
特別夏期講習的な
そだな、
そんな日が訪れます。

今日は、モスグリーンで大人にキメた酒井国作先生の日です。

「コロナ渦で
久しく合奏と言うものをきいてなかったから、皆さんの演奏をきくことで、思い出しました。

と、ここまでは、いい事で…。」

わお、わおお!!!

モスグリーンが、なにかおっしゃるぞ!!!

「曖昧は、いけません。」

曖昧?
曖昧とは?

ネットで調べる。
ふたしかで、うやむやで、あやふやで、漠然としてて
おぼろげで、どっち付かずで、煮えきらない態度で
要領を得ない

ふむふむ。するってえと、あれも、そうか。

私のこと好き?

あ、あぁ、このテレビおもしろいね

ちょっと!なによ、曖昧な言い方しないでよ!
わかんないじゃない!!

の、あの、曖昧か。

そんなことを悶々考えてるうちに、スコアを手にちょっといい?と、お話が始まります。

「ピアノと、曖昧はちがうよ。」

小さく弾く。
何となくフワフワ~と入る、とは書いてないよ。アクセントがあれば、きちんとヨウカン型の音を出さなきゃいけない。
そこで、なにがしかが奏でている存在感をちらつかせないといけない。休みではないわけだから。

「二つ並ぶのは緊張感を持つ、と言うこと」
音を出すときに、緊張感を持って奏でる。廻りから、一歩出るように、または、前後より明らかに違う場面に入ったように、ちゃんと変化する。ppとか、ff
とか、ね。

「前後5小節だけそつなく弾くのではなく、全体のバランスを通してみよう。」
フルマラソンの走り方みたいな感じかな、がーーっと走り込んで、ヘタるのじゃみっともないよね。てっぺんとか休憩所とか、ちゃんと心得て、弾く。

つまりは、
曖昧はダメなんです。

音楽でも
人生でも(これは、私が思った事)

って話だった。

緑が好きな人は、
控えめで、辛抱強く、洗練された趣味を持っている人のようで。

優しい語りに隠された
曖昧さを許さない強い心は
モスグリーンのマスクに隠されていたのだろうか。

こうなると、もう、次の小林先生の言葉も、楽しみです。

本番まで2ヶ月を切りました。
本腰入れて、がんばるよー🎵

最近、参加者が安定してきて、ワクドキです。

meets.は続くよどこまでも。


ステマネをしてくださる長谷川武さんもきて下さって、本番を強く意識せざる得ないーーーっ、と興奮さめやらないなべちゃんでした。

36色の色鉛筆

夏になると、扇風機の前であーーーーーって言う暑い日を思い出す。
誰も隙間に入れないくらい近寄ると
ブーーーンと言う耳なりと自分のアーーーーがカオスになって、かつ、風に打たれる。
それでも暑い。
夏の苦行だ。

隙間なく近寄ると言えば、ブラウン管だ。
皆さんにはないだろうか?

カラーテレビの画面をチョー近くで見て、三原色に驚いたことが。

離れると馬なのに
近寄ると赤と青と黄色の点、みたいなことが。

なべちゃん、先日、地区の子ども会から、名札のデザインの依頼をもらったのです。200%のサイズでかき上げ、36色の色鉛筆で彩飾し、50%縮尺をかけて作成してくださいと、渡したんです。

微妙な色のグラデーションはのるかのらないかは、わからない。
でも、薄っぺらい絵にはしたくなかったのね。

この感覚は
音楽にもある。

各パートが一人ずついて
みなさん指入れがされていて
指揮者やアンサンブルで演奏がつつがなく奏でられる。

または、パートの人数が演奏会に最適な複数であり
お互いのバランスや正しい配分を理解し
指揮者によるフレージングで組み立てられていく。

見た目の奥行きだけでなく、音楽が立体的になり
物語が始まる。

多少、原色に濁りがあったとしても、廻りとの調和で、それすらも味わいになる。

今日の練習は、20人を越える参加者があり、そんな気にさせられる練習でした。

たくさんの絵の具が
キャンバスの上で踊る作品。

そんな作品、ワクワクするのです。

あ、踊ってるのは、イケジョだったか。

そんな

ダンサブルmeets.

は続くよどこまでも。

本日は、低気圧頭痛でいつも寝ていたいナベちゃんでした。