王子がいない

半袖で過ごしたくなるよな夏日だったり、ストーブがつけたくなるよなしとしと雨だったり、目の回りが痒くてたまらない風のつよい日だったり、春はドギマギ心も気候も不安定。
今日も元気に、meets.は川越で練習です。

本日は、パート配分にムラがあるので、コンパクトに配席。celloは雛壇からドラ・ギターの間へ。放射状です。
以前、 思わぬ人数が増えてcelloを後ろのひな壇に置くようになったんだったっけ、 なんて
ちょっと懐かしい気がします 。

すると、イケジョ メーテル
ダイナミクスがー、という。
何が足らないんだろう?

餅つきのような掛け合いがうまくいってる気がする、という。

なんでだろう …。

すると、イケジョが呟いた。

これは紀元前の音色だ。

折しも、今日はキリストの復活を祝うイースター。
卵とウサギのかわいさにモエモエしてるイメージがつよいのだが、主は、神のもとで復活を成し遂げたのだ‼️の、素晴らしい日なのである。

話を戻す。
王子がいないので 、ダイナミクスが 少し物足りないし、 リズム感がもたつくこともない。
王子の存在感は 、メシアなのかと 考えさせられた一日でした!

そういえば…
王子、もしかして楽しい?
ときくと、

は、はいっ、楽しいですっ

と答え、

ねぇ王子って、リズム天国とか苦手?ときくと

は、はぁイィ、苦手ですぅ

と答える。

正直でまっすぐな王子。
存在感はメシア♡

そんな私たち、今世紀もがんばりましっ

meets.は続くよどこまでも。
本日はリズム天国ウラオモテを王子にさせたいなべちゃんでしたー。

整う、について。

こんにちは✨
今年は花粉やら黄砂やらの影響か目のまわりの不調具合がすごくて、
マスクの中はさほどでもないのに、なぜだかいつも号泣みたいな顔に。んなろ、許さん。

皆様は、いかがお過ごしですか?
日本人の4月は、始まりの色がつよくて、なべちゃん、なぜだか、毎日が楽しい✨

今日なんて、作曲者としてモチーフ君が遊びにきてくれると言うことで、二重にワクドキなわけで。

練習は、白のトレーナーが爽やかなイケジョと、はにかんだ笑顔が春のようなモチーフ君をセンターにおさえ開始です。

大きな曲改造があったり
小さな音変更があったり
細かな奏法指定が入ったり
曲が、みるみる変化して、スッキリ整っていく。
カイロプラクティクスにいって小顔になった、みたいな展開です。

音のテクスチャーに関しては、ドリン系に向けての指示が多く
コンマスと作曲者の会話が、なんともねじれの位置で面白かった。

例えば
感情が溢れて、拍通り奏でたいのに、はみ出してしまう情緒的な気持ち
を、三連符に託した感じです。
と言う作曲者に、
なるほど、意表を突く、ってことですね✨
と、返したり

同じ八分音符の羅列でも、違う意味を有しているので、後半は不揃いのダブルノート、とでもいいますか
と言う作曲者に、対して

あ、わかった👍️ピックが斜めって当たって汚いトレモロになる感じですね

と答えたり

文学者と物理学者の会話のようで、膝を打つ面白さだった。

まぁ、捉え方はどのようでも、音が同じ方向を向いていればいい。経過観察である(笑)。

前半の盛り上がりから、メーテルがタクトを持ったのは、残すところ20分、と言うタイミングであったが、

ゲームメイカーは誰だ⁉️

の、謎解きがあったり、短い中にも有意義な合奏が組み立てられた時間でした。

たのしいは、時空を置き去りにして突き進んでいくね。
曲、会話、気持ち。

山のような、たのしい達。

練習を終わります、と、立ち上がったときに、顔から湯気が出るような気持ちよさがあった。

整う。この言葉がしっくりきます。

meets.は続くよどこまでも。
本日は、ドラのなべちゃんでした。