ほんとうの優しさ

本番まで一月を切りました。

今日は、壁まつり的に、セロ奏者でありつつ作曲者である丹羽先生におこしいただいたのです。そうなると、言葉の扱いが芥川賞過ぎてワクワクするのです。耳を特別にすまして、練習に集中する。

今日は、奏法に対するお願いが多く

ここは難しいですか?

少しゆっくりすれば、大多数の幸せが得られるのでしょうね…。

ストロークで弾いてもらいたくて、そのように起譜してあったのですが、難しいですか?

ちょっと、やさしないっ!?

自分の曲やのに、僕がちょっと折衝案出しさえすれば、たくさんの人が幸せになるって、目指すべき曲の仕上がりを手放す物言いで( ノД`)…

やめてくださいっ。

そんな、うわべの優しさなんて。

イケジョが「いえいえ、丹羽くんの望む曲にしてください。すみません。」と導く。

そんな、「優しいかよ」は、次も次も、続きまして。

「実は昨日、私の誕生日でして、母にと呼ばれてこちらへ帰ってきたら、誰も誘ってなくて、私、自分で参加者を募る電話をかけました~✨」

とか

「私がうまく行けば、そもそも、皆さんはうまく行ってるわけで。うまく合いました!ありがとうございます。では、」

とか

「そーもださなくていいんです、ってか、私の振りがでかいからかなぁ?そこかなぁ、ごめんなさいね、みにくぅて。」

とか

どなたも、優しさを伝えるのに

配慮がすごすぎて。

こうなると、アンコール(予定は未定)のときにかならず歌うあの天使の声が聞こえてきます。

にゃーにゃーにゃーーにゃにゃーにゃーにゃーにゃーにゃーーー

ではでは、meets.は続くよどこまでも。

残りは数えるほど。でも、ここから伸びると信じて。本日は、ドラのなべちゃんでしたー。

こもん、かもーん。さんじょ、さんじょう。

食料の多い練習日だった。

いちごや、雷鳥の里や、チョコや。

練習室入ってすぐのテーブルには、基本、近々ある演奏会の案内や招待状、自団演奏会のチケットや葉書、フライヤーが並ぶのだが、
今回は、机がさらに1本延びて食料が山積みされていた。

仲間がすきすぎるのである。

共に音楽を奏でる、を越えたところの繋がりが、机に溢れている。

meets.の練習時間に、おやつの時間があるわけではないんだなぁ。

曲ごとの合間の休憩は、各自の個人練習や、事務方の打ち合わせの会議、賛助や、顧問とのすりあわせ、に使われる。

必要不可欠ではない食料は、愛の証として、嵩を減らしていく。

さておき
本日の練習は、前回に続き、顧問の酒井国作先生に曲の精緻に携わってもらいつつ、
初の、賛助との合わせでもあった。

今回は、ハープさんとティンパニさん(と言いながら、ウィップも。)

ティンパニって、運搬の時、どこもつねんっ(O.O;)(oo;)、
ウィップは鞭みたいな音すぎて、コントラの弦が切れたのかと思った!!
ハープって、調弦百倍面倒!(なのに、狂いやすいってセンシティブ)、木製だけどキンキラキン!!
ついついミーハーに賛助にたかる。

そんななか、イケジョが

しきしゃのいとーですぅ。
よろしくお願いしますぅ。

と、声をかける。

打ち合わせからの合奏。

後ろから、強く暖かく、美しく、鋭く、効果的に深みを増す音が鳴り響く。、。、

なにこれ?!
曲、既に変わってるやん。

音の質量が、マンドリンオーケストラはフルオケに比べてレンジが低め。

顧問が呟く。

ゲネやリハでも、バランスはみた方がよいね。

たしかに!!

もはや、ドラのなかでは、

場所によっては、エアプレイで弾かなくても良いんじゃね??

とまことしやかにささやく声まで(笑)

いやいや。何を言っている(O.O;)(oo;)

ミーツは続くよどこまでも。

さ、あともうすこし。がんばろう。

本日は、娘を待たしてまでもガストで食事をしてからしか帰らない!!とわがままを言った困った母親なべちゃんでした。