4/6にあった練習は、側近のJMUを見据えた仕上げ練習的な部分と、
通常の演奏会に向けた曲にたいしての奏者と指揮者の間に起こる齟齬を整えていく部分と
二つの意味合いを持つ練習だった。
午前中から、もしくは、合奏後も時間を捻出してアンサンブルをすすめている仲間は、頑張りやさんなマ族だな、と思ってたら
似たような二足のわらじを履く行為は、そこかしこにあった。以前からこの言葉は、ブログで多用してきているが、ほんとに、イロイロ、多いのだ!
たとえば、
JMUの舞台を観ていると
Metisのように、この為だけに結成される団があったりする。
普段でも、二足、三足と忙しいかたが、ここにも入るわけで。
いや、普段は一足もはいてないが、たまには、はいてみるか、と言う人もいると言うから驚く。
つまり、わらじは、しょっちゅうでも、たまにでも、一足でも、何足でも、なんでもありなのだ。
話が戻るが、奏者と指揮者の齟齬は丁寧に合わせていくことで、メリハリや音色の加減もずいぶん変わる。また、作曲者からの思い入れをきいたりすると、そこにあるそれもお互いが寄り添いあるべきかたちに整う。
音楽は空気の振動なのだけど、楽譜、指示、文字、思い、妄想、イメージ、イロイロ可視化することで音楽として形作られていくんだな、と思ったりした。
そんなイロイロな手順を踏んで、東海地区のマンドリン団体がたかが15分、されと15分のステージに腕前を奮いに来るのがJMU 。今年の開催は4/13。東海市芸術劇場でした。
会長の挨拶で、『大阪ではなく、ここを選んでくれたことに、まず感謝します(万博!!)。10余の楽団がいろんな種類の楽曲をそれぞれの団の色で表現してくれますので、どうぞゆっくりお楽しみください。』
と、お話をし、
『ロビーに楽器があります。
慣れ親しんだかたが多いと思いますが、気軽にさわってもらえるよう、楽器とピックと消毒がおいてあります。聴いてみて、弾いてみて、気に入ったら、是非、入っていただければ、と思います。』
と、
すごく大きな括りで勧誘!!をし、
でも、
締め括りには
『本日の演奏会で、マンドリン音楽に興味を持っていただけたら幸いです。』
と、軽く微笑む。
敷居が低く、懐が深いのがマ界のよいところ。
音響のよい東海市芸術劇場の力を借りて、より多くの人がマ界にズブズブとはまってくれたら幸いだなぁと思うのでありました。
meets.は続くよどこまでも。
本日は、交流会での初見合奏にビリビリしびれたドラのなべちゃんでした。
あの緊張感で、指揮者も楽譜も刮目する緊縛感がたまりません。