主は我が牧者なり
我乏しきことあらじ
主は我をみどりの野にふさせ
いこひの水濱にともなひたまふ
旧約聖書(文語訳)詩編23篇
その旧約聖書の言葉にならい、神さまによって金城学院に呼び集められた彼女らが、卒業後再び母校に集まり、いこいの時を過ごす
この組織をみどり野会と呼ぶそうで。
こんにちは。
金城学院みどり野会認定サークルであるリリエンワイスさんは、2003年から、演奏の自主公演を始め、今年が12回目の自主公演になるそうでなべちゃんは、初参戦。
平日昼間の電気文化会館コンサートホールは、よく探さないと空き席が見つからないほどの満員御礼で、多くの男女が賑やかに語らう空間になっていた。
幕が上がるのを今か今かと待っている空気、
パンフレットデザインは団員の手書き。
ひらくと、フレーム状のイラストとようこそおいでくださいましたという活字。
喩えようのない優雅さが漂います。
幕が上がると、舞台袖から司会者が姿をだし、「各地で雪のちらつくニュースが出始めましたね、おさむいなか、わたしたちりリリエンワイスの自主公演においでくださいまして、誠にありがとうございます。私は、本日、司会を仰せつかりました…」とつらつらと最初の二曲の紹介までこなす。
進行も、なんだか、みやびなんです。
曲目は、祈り、愛、平和をテーマにした曲が多く、そこにもみどり野のかほりが偲ばれます。編曲ものは、マンドリンオケの魅力を織り込みながらも耳に心地よく、客席に感動を与えてくれます。オリジナルに果敢に取り組んでいる姿に年齢を越えた力強さ感じることもできました。よく練習してあり、指揮も団員から。
きっと、練習は、学生の頃ままの空間なのだろうと想像できる。
アンコールが終わる頃に臨席の女性が「もう一曲聴きたいわぁ、何てきれいな音色なのかしら!!」と、ご友人と会話をしながら立っていかれた。
このコンサートには挟み込みもアンケートも一切なく先週にあった淑徳学院のそれと同様に告知も広く行わないようで。
何をとってしても、雅な時間でした。
来年は、文化の日にここで、とアナウンスがありました。皆様のお耳に触れることも増えるような予感がしました。
リリエンワイスも
meets.も
続くよどこまでも
本日は、会場で母校のOBとか他団の人とかに会っちゃったりして、マ界狭っっ!!と思うなべちゃんでしたー。

