最重要項目。

敵情視察、ですかね。

場所はウィルあいち。

アンサンブル木蔭さんの第59回定期演奏会です。次年度には還暦ですね。
今回の第二ステージは、尺八奏者の後藤晴彦さんを招いてのコラボステージ。どんな音が醸し出されるのか、それも楽しみのひとつです。

敵情視察、と言うか、勇者アマビエがでるときいて、聴きに行ったんです🎵
弾くのも楽しいけど、聴くのも楽しい。それが、音楽。

舞台狭しと並ぶ奏者は団友を含む 44人で、オケ曲の編曲に至ってはコントラバス奏者がトライアングルや合わせシンバルを打つと言うすごさ。

楽しく合奏する。
やりたいことに声をあげて、みんなで作り上げる。
そんな暖かい空気が舞台に流れています。

パンフレットには、お誘いのページがあり

「人の輪を広げることが最重要項目なんです。」

と書いてあり、団の間口の広さに、心暖まる思いでした。

アンコール前の挨拶のなかに

「演奏会をしようと、会場をおさえた頃は、終息が期待できたのですが、まさか、こんな状況になるとは思ってなくて。
でも、そんななか、
駆けつけてくださったお客様に感謝して、楽しんでいただけるよう演奏しました。」

との言葉があり、うなづきしかなく、私たちもそうかもなぁ、なんて。

あぁ、meets.も、あと一月と言うところまで来ました。

meets.は続くよどこまでも。
本日は、夜風と余韻が心地よきかな、なべちゃんでした。

曖昧を考察する

今日は、朝から川越公民館にこもり、楽器や楽譜と向き合います。
本番が近づくと、
ゆかりのある先生に演奏をきいていただき助言、ご指導を賜ると言う
抜き打ちテスト的な
いや、
特別夏期講習的な
そだな、
そんな日が訪れます。

今日は、モスグリーンで大人にキメた酒井国作先生の日です。

「コロナ渦で
久しく合奏と言うものをきいてなかったから、皆さんの演奏をきくことで、思い出しました。

と、ここまでは、いい事で…。」

わお、わおお!!!

モスグリーンが、なにかおっしゃるぞ!!!

「曖昧は、いけません。」

曖昧?
曖昧とは?

ネットで調べる。
ふたしかで、うやむやで、あやふやで、漠然としてて
おぼろげで、どっち付かずで、煮えきらない態度で
要領を得ない

ふむふむ。するってえと、あれも、そうか。

私のこと好き?

あ、あぁ、このテレビおもしろいね

ちょっと!なによ、曖昧な言い方しないでよ!
わかんないじゃない!!

の、あの、曖昧か。

そんなことを悶々考えてるうちに、スコアを手にちょっといい?と、お話が始まります。

「ピアノと、曖昧はちがうよ。」

小さく弾く。
何となくフワフワ~と入る、とは書いてないよ。アクセントがあれば、きちんとヨウカン型の音を出さなきゃいけない。
そこで、なにがしかが奏でている存在感をちらつかせないといけない。休みではないわけだから。

「二つ並ぶのは緊張感を持つ、と言うこと」
音を出すときに、緊張感を持って奏でる。廻りから、一歩出るように、または、前後より明らかに違う場面に入ったように、ちゃんと変化する。ppとか、ff
とか、ね。

「前後5小節だけそつなく弾くのではなく、全体のバランスを通してみよう。」
フルマラソンの走り方みたいな感じかな、がーーっと走り込んで、ヘタるのじゃみっともないよね。てっぺんとか休憩所とか、ちゃんと心得て、弾く。

つまりは、
曖昧はダメなんです。

音楽でも
人生でも(これは、私が思った事)

って話だった。

緑が好きな人は、
控えめで、辛抱強く、洗練された趣味を持っている人のようで。

優しい語りに隠された
曖昧さを許さない強い心は
モスグリーンのマスクに隠されていたのだろうか。

こうなると、もう、次の小林先生の言葉も、楽しみです。

本番まで2ヶ月を切りました。
本腰入れて、がんばるよー🎵

最近、参加者が安定してきて、ワクドキです。

meets.は続くよどこまでも。


ステマネをしてくださる長谷川武さんもきて下さって、本番を強く意識せざる得ないーーーっ、と興奮さめやらないなべちゃんでした。

36色の色鉛筆

夏になると、扇風機の前であーーーーーって言う暑い日を思い出す。
誰も隙間に入れないくらい近寄ると
ブーーーンと言う耳なりと自分のアーーーーがカオスになって、かつ、風に打たれる。
それでも暑い。
夏の苦行だ。

隙間なく近寄ると言えば、ブラウン管だ。
皆さんにはないだろうか?

カラーテレビの画面をチョー近くで見て、三原色に驚いたことが。

離れると馬なのに
近寄ると赤と青と黄色の点、みたいなことが。

なべちゃん、先日、地区の子ども会から、名札のデザインの依頼をもらったのです。200%のサイズでかき上げ、36色の色鉛筆で彩飾し、50%縮尺をかけて作成してくださいと、渡したんです。

微妙な色のグラデーションはのるかのらないかは、わからない。
でも、薄っぺらい絵にはしたくなかったのね。

この感覚は
音楽にもある。

各パートが一人ずついて
みなさん指入れがされていて
指揮者やアンサンブルで演奏がつつがなく奏でられる。

または、パートの人数が演奏会に最適な複数であり
お互いのバランスや正しい配分を理解し
指揮者によるフレージングで組み立てられていく。

見た目の奥行きだけでなく、音楽が立体的になり
物語が始まる。

多少、原色に濁りがあったとしても、廻りとの調和で、それすらも味わいになる。

今日の練習は、20人を越える参加者があり、そんな気にさせられる練習でした。

たくさんの絵の具が
キャンバスの上で踊る作品。

そんな作品、ワクワクするのです。

あ、踊ってるのは、イケジョだったか。

そんな

ダンサブルmeets.

は続くよどこまでも。

本日は、低気圧頭痛でいつも寝ていたいナベちゃんでした。

かわりめには、よくあるのです。

6月の声をきくと、お医者様は、そわそわするそうだ。

季節の変化に身体がついていかず、年度がわりから三ヶ月目で緊張が切れたり、など、もう、色々でやすい。らしい。
そおいうなべちゃんも、お世話になり通常運転に戻りつつある感じ。

人間ってのは、わりかしセンシティブにできているようで。

そんな6月の第一週のmeets.の練習は、チェロ祭でした。だって、ふりかえると五人もいて、王子がいうには、


あとニ、三人いるとおもいます。

ときた。どのパートからも、(・´д`・)ハァと、感嘆の声が漏れてしまいます。

話を戻しますが、私の歯医者の先生がいうには

6月は、飲み物の温度が変わるんですよ。すると、今まで感じなかった違和感で病院に見える方が増えるんです、だそうで。

なんでこんなことを言い出すかと言うと、同じ演奏なのに
各パートの演奏者数が変わることで、響きもバランスもかわるわけで、前回には届いてた旋律が消えてしまったり、副旋律や裏ハモがですぎてしまったりとか。

そうなんです。思わぬ、違和感に気がついてしまうのです。

わかってるつもりで演奏をする
あってると思って演奏をする
ここで来ると信じてタクトを振り
お互いが、おや、と感じる。

センシティブや多忙で人数が変動するのは、社会人団体の常。そんな人々の集まりでも、演奏会の打ち上げに美酒が飲めるのは、ベーシスト弟のカメラとマイクと技術によるユーチューブ配信のお陰である。

大学の先生が、三回以上講義を休んだら単位ないと思ってくださいと言う理由がわかった気がしました。

遅れてはいっていったら、呼び出されてしかられた。

私を思っての愛の鞭だ。でも、それより、ユーチューブ配信とかで、履修できる方がありがたい。単位は死活問題なんだから。

さてさて。

練習帰りに、チェロ会をする、と言うので乱入させてもらいガストヘ。

隣にいたのはベーシスト弟。「30年続けてます。歴だけは長いんで(笑)。」足もとで支えてくれている初期メンバーの一人である。

沢山のかわりめを越えてきたこつ(これはかけない、妄想で埋めてください。笑)をにじませながら、柔らかく微笑みスイーツをついばむ姿は神々しくすらあり。

meets.はつづくよどこまでも。本日は、スイーツの冷凍マンゴーが歯に響いて泣きそうだったなべちゃんでしたー。


愛着

こんにちは✨

なべちゃんは、最近、
ファミサポと言う制度
のもとでお子さんを預かったりする有償ボランティアになるべく講習にかよっていて。
先日の内容は、愛着について、でした。

社会は相互のかかわり合いでなりたっていて、
おおもとは、母子の関わり、乳幼児期からの愛着形成にことを発しています。
でも、愛着は親でないとできないわけでもなく、どの子に対しても可能な効果であることがわかっています。

さて、話は変わりますが、私たちは素人ながら音楽をやっています。
音楽もまた、愛着と同じだと思います。

回りのサポートや、お互いのかかわり合いで、センスが磨かれ、
きまりに則った表現の自由、
相互のかかわり合いから生じるハーモニー、を奏でる。
その響き合う音から生まれる心地よさ、達成感を感じ
そしてまた、音楽に触れたくなるスパイラルに。

ひさしぶりに練習にかおを出す仲間がいること。
パートのメンバーが少ないときいたからと、仕事の合間を縫って数時間参加してくれる仲間があること。
練習時間と比べると、驚くほどの長い時間を通勤にかけている人。

ここに足が向く理由は、それぞれかもしれないけど、
アドレナリンが溢れるなにかがあるんじゃないかと、講習にmeets.を思い出したりしておりました。

meets.は続くよどこまでも。本日は、ドラのなべちゃんでした。

王子がいない

半袖で過ごしたくなるよな夏日だったり、ストーブがつけたくなるよなしとしと雨だったり、目の回りが痒くてたまらない風のつよい日だったり、春はドギマギ心も気候も不安定。
今日も元気に、meets.は川越で練習です。

本日は、パート配分にムラがあるので、コンパクトに配席。celloは雛壇からドラ・ギターの間へ。放射状です。
以前、 思わぬ人数が増えてcelloを後ろのひな壇に置くようになったんだったっけ、 なんて
ちょっと懐かしい気がします 。

すると、イケジョ メーテル
ダイナミクスがー、という。
何が足らないんだろう?

餅つきのような掛け合いがうまくいってる気がする、という。

なんでだろう …。

すると、イケジョが呟いた。

これは紀元前の音色だ。

折しも、今日はキリストの復活を祝うイースター。
卵とウサギのかわいさにモエモエしてるイメージがつよいのだが、主は、神のもとで復活を成し遂げたのだ‼️の、素晴らしい日なのである。

話を戻す。
王子がいないので 、ダイナミクスが 少し物足りないし、 リズム感がもたつくこともない。
王子の存在感は 、メシアなのかと 考えさせられた一日でした!

そういえば…
王子、もしかして楽しい?
ときくと、

は、はいっ、楽しいですっ

と答え、

ねぇ王子って、リズム天国とか苦手?ときくと

は、はぁイィ、苦手ですぅ

と答える。

正直でまっすぐな王子。
存在感はメシア♡

そんな私たち、今世紀もがんばりましっ

meets.は続くよどこまでも。
本日はリズム天国ウラオモテを王子にさせたいなべちゃんでしたー。

整う、について。

こんにちは✨
今年は花粉やら黄砂やらの影響か目のまわりの不調具合がすごくて、
マスクの中はさほどでもないのに、なぜだかいつも号泣みたいな顔に。んなろ、許さん。

皆様は、いかがお過ごしですか?
日本人の4月は、始まりの色がつよくて、なべちゃん、なぜだか、毎日が楽しい✨

今日なんて、作曲者としてモチーフ君が遊びにきてくれると言うことで、二重にワクドキなわけで。

練習は、白のトレーナーが爽やかなイケジョと、はにかんだ笑顔が春のようなモチーフ君をセンターにおさえ開始です。

大きな曲改造があったり
小さな音変更があったり
細かな奏法指定が入ったり
曲が、みるみる変化して、スッキリ整っていく。
カイロプラクティクスにいって小顔になった、みたいな展開です。

音のテクスチャーに関しては、ドリン系に向けての指示が多く
コンマスと作曲者の会話が、なんともねじれの位置で面白かった。

例えば
感情が溢れて、拍通り奏でたいのに、はみ出してしまう情緒的な気持ち
を、三連符に託した感じです。
と言う作曲者に、
なるほど、意表を突く、ってことですね✨
と、返したり

同じ八分音符の羅列でも、違う意味を有しているので、後半は不揃いのダブルノート、とでもいいますか
と言う作曲者に、対して

あ、わかった👍️ピックが斜めって当たって汚いトレモロになる感じですね

と答えたり

文学者と物理学者の会話のようで、膝を打つ面白さだった。

まぁ、捉え方はどのようでも、音が同じ方向を向いていればいい。経過観察である(笑)。

前半の盛り上がりから、メーテルがタクトを持ったのは、残すところ20分、と言うタイミングであったが、

ゲームメイカーは誰だ⁉️

の、謎解きがあったり、短い中にも有意義な合奏が組み立てられた時間でした。

たのしいは、時空を置き去りにして突き進んでいくね。
曲、会話、気持ち。

山のような、たのしい達。

練習を終わります、と、立ち上がったときに、顔から湯気が出るような気持ちよさがあった。

整う。この言葉がしっくりきます。

meets.は続くよどこまでも。
本日は、ドラのなべちゃんでした。

絶妙を感じる。

三寒四温
と言いますが、
なかなか緩まないし、前回ほどではないが、雪やしぶちが降ってくる。

啓蟄です。
虫も動き出す春でございます。

虫と言えば
今日の練習は左隣に
ネックが太く
ヘッドが虫のような
10弦ギターが心地良い音色を奏でていました。

そのストイックなギター弾きは、「お互いが響きあうのか、六弦では出ない音色が出るんです。今回は、お試しで十弦を持ってきました。」と、語りました。

指紋、瞳孔、声紋、調律、
同じように見えても明らかに違うものはたくさんあり、判断できる能力の下で明らかになります。

小生、誕生日に衝動買いでアコーディオンをかったのですが、

最後の調整で一月かけていただきました。

好みの響きがでるように金属の弁の調整をするのだそうです。

音色の微妙な揺らぎや
倍音の発生は
絶妙な違いから生まれます。

一つの楽器のなかだけでなく、

合奏には
そんな絶妙を感じる時間があるとおもっています。

絶妙を

今の、未来の、仲間と共にかんじてみたい。

meets.はつづくよどこまでも。

本日は、ドラのなべちゃんでした。

浮く。と、無限の可能性について。

久しぶりに大好きな友達とこそっとあった。
投げる言葉に
相づちをして
賛同したり
爆笑したり
膝を叩いたり
肩をこづいたり
ほくそえんでつっこんだり
話題を広げる言葉を投げ
とどまるとこなく続く。

大切な仲間は人生をより豊かにしてくれるものです。

音楽も同じで
ソロの技術をあげる事は
どこでもできます。

互いの音を聴き、感じ
和音やリズムをあわせ
理解しあいながら演奏する。
それが合奏の楽しみです。

たとえば、
自分一人だけ音程があわなかったり、リズムがずれていたりすると、回りから浮いた状態になる。

友達関係や、社会と同じです。

本人だけわかんなくて、みえみえに浮いてる。

指揮者の場所
つまりは、お客様のおられる場所では、それは如実で。

んじゃ~、どっからやろうかなぁ~

と指揮者が呟くときは、大抵そんなときだ。

逆に、うまく行くと、心も体も喜び、さらにうまく行くよう努力したくなります。

合奏には、無限の未来が待っています。

そんな私たちと一緒に奏でてみませんか?

meets.は続くよどこまでも。
本日はドラのなべちゃんでしたー。

主権奪還

戦国時代の到来。
各派の勢いは
主権が三種神器(タクト、総譜、センター)をもってしても維持できぬ危機感。

大きな佇まいも然ることながら思いのままのルバートで心を奪う佐治王国。
鋭い感性で物事を把握し動揺なく突き進む榎本王国。
経験と鍛練による安寧を持って信頼を勝ち得た森王国。
それらを虎視眈々と俯瞰する下西王国。

なぜか、主権のホームは一人もいないって言うね(笑)

主権の奪還は
緻密に組まれた攻撃により
じわりじわりとすすんでいく。

たとえば、そうね。

そこは
理性を残しつつエモーショナルな感じで

とか。

今日も今日とて、心踊る有意義な練習でした。
やっぱ指揮者はドSじゃなきゃね🎵

ミーツは続くよどこまでも。

本日は、ドM森王国のなべちゃんでした。