音の会話

あけましておめでとうございます。
本日は meets.の初練習です。
学生の頃は初練習の日はみんなで餅つきをするなんてイベントをしていたのを思い出しました
1年1年が大切だった日々を思い出します。
今が大切ではないわけではないですが
走馬灯の如くとは こういうことを言うんだなと
年々はやくなる一年間に 恐れおののいています。

さておき

オミクロン株の台頭により
不要不急の外出を控えると言う 空気感となり
新年最初の練習 なので

和気藹々と 挨拶大会 の予定だったのですが

直行、黙奏、直帰と言う 仏に帰依するかのような 修行の3時間半が 待っておりました。

楽器を演奏するだけなら
口をきかなくてもいいじゃん と思う人もおみえかもしれませんが
一人で奏でるのとは異なり
たくさんの人数が気持ちを合わせようと思うと
言葉は不可欠です。

例えば
トレピックの指定に関しても 基本八分以短はピッキングで と
場合によりこの限りではありません
と。

この限りではないところ
思うがままに
どのくらいの自由度で
がしかし合奏で

どうするどうする?

ほらね。
最低限の言葉は不可欠なのです。

会えない間に気持ちの中にあった音が
みんなと合わさって音楽に変わると
言葉を交わしてないのに 気持ちが重なるような
妙な心地よさもあり

音が会話しあうことで、音楽になっていくんだなぁ。

でも「長く夫婦でいても、ありがとう、は言葉にしないと伝わらないよ」って言うみたいな 最低限の言葉は欠かせなくて。

エエ、そうですとも、言いたかっただけですとも(笑)

そんなこんなで、帰りのお茶はなかったが それはそれで心はあったかく
また練習に来ようと思うなべちゃんでした。

ミーツはつづくよどこまでも。

また次の練習でね♡

12/23にこだわる

クリスマスって、キリストの生誕祭な訳だけど、ちまたでは恋人たちのイベントディで、神の子が生まれようが歳を重ねようがノープロブレム。
あ、そうそう、
祝日が平日になっても、なぜかその日に演奏会を入れてきた伝統を守る団体の定期演奏会へ行ってきました。

第56回三重大学ギターマンドリンクラブ定期演奏会
です。

昨年は、無観客開催に。
コロナ禍で二年間、新入生をほぼ迎えることができなくて、練習も、メンバーが決まってきた秋以降のこと。

院生やリーダーの時に有観客で演奏できなかった四年生等も参加されていて。彼らは、通常は卒団生の扱いになっているメンバー。

舞台はそんな面からも、やる気に満ちていました。

興味深かったのは
我が団でも名高き作曲家、モチーフ君の曲を演奏されていることだ。

彼は、量産型だなぁ。

なのに、被ることがない。
玉手箱である。

気がつくと、瞬く間に時は過ぎ、ポップスからオリジナルまで、あっという間の良いステージでした。

技術指導でかおを出していたモッチーも、涙がこぼれるほどの演奏だったようで。本番に過去一のパフォーマンス。最高です。

なべちゃんは、こうおもったのだよ。

有観客の良いところは、
すぐお互いが言葉を交わせることだなぁ、と。

同窓生と、作曲家と、演奏者と、指導者と。この中には、いつか、私達meets.に繋がる人もいるかもやしれぬ。

終演後は、明るい声のなかを抜け、meets.の仲間と腹ごなしへ。

ご飯も大事なコミュニケーション 。そんな私たちも 来年は モチーフくんの新曲をひっさげ有観客で定期演奏会を実施する予定です

meets.はつづくよどこまでも。

本日はドラのなべちゃんでした、

メリクリ。良い年越しをお迎えください。

テケトーでいいのは飲み会のオーダーぐらいなもんで

今日は、弾き納め、本年最後の練習である。
少数精鋭の練習は
パーマをかけてきゃわいくイメチェンを果たしたイケジョに、ちょいちょいダメ出しを喰らいながら進んでいく、というね。


理由は簡単。
テケトーに弾いてるから
な、らしい。

何が適当なのか?


リズム、音量、フレージング、

これにつきる。


今回の曲は、変拍子やポリリズムがある。同じ五拍子も「膝枕」と「こたつ猫」ではのせ方が違う。
前に出したい音を食うほどしゃしゃりでる音は下品になる。
息をするように歌うことが楽器でもできるなら。
そんな意識もせず、テケトーに弾きやがって。


イケジョの言い分はこれにつきる。

少し心を寄せるだけで、テケトーはおさまる。テクニックは日々の練習で裏付けていくものだが、テケトーは心の鍛練だ。大切なことだ。

練習後は、家路を急ぐ仲間とお腹の減り具合に夕飯難民のていの仲間とに、二分される。
きゃわいいイケジョはきゃわいいイチゴパフェを喰らって、寒さにやられて紅茶を頼んでた。なべちゃんはもちろん、飢餓状態なので、南蛮、唐揚げ定食をたべたよ。付き合ってご飯してくれた仲間に感謝して、家路につきました。

よいお年を。meets.はつづくよどこまでも。

本日はドラのなべちゃんでした。

説教、念仏、それらの望みは。

毎日寒いね。
スキーも温泉も、呑んだり食べたりも、
なぁんていい時期が来ましたねぇ✨

今日、なべちゃんは報恩講でして、
正信偈を声高らかではなく、感染をかんがみボソボソ声で唱和してから、説教を受けました。
説教の内容が「念仏とは?」でして、念仏は自分の願いを叶えるための呪文でも魔法の言葉でもなく、十悪にまみれた自分にきづきなさい、という仏の願いなんだそうです。
ふうん、お願いばっかして、私、エゴの固まりやったんやなぁ、と反省してからの。
そんな、
本堂できんきんに冷えた身体を、インド人の作るカレーで温めてから、練習へ。

すると、スコアとにらめっこしながら、奏者と言葉を交わし曲を組み立てていく指揮者の姿があるわけです。

聖人の言葉が思い出されます。

本来、念仏には仏の願いが書かれており、「人の持つ杓子定規で物事を図りなさるな」と言っておるのです。
それを思い出すために、人は念仏を唱えるのです。

ちょいまてよ…。

私たちが練習に来るのは、
自分の馴れで好きなように奏でるのではなく、
スコアの指し示すように、
くすしく組まれた音の波を思い出すために合奏の場があるのでは、と。

イケジョ聖人と
メーテル聖人による
心地いい説法が
私たちを音楽の国へ導いてくれてるのでは、と。

あぁ、
こんな心地のいい説教なら、
音楽の国に導いてもらうのも、ありかも。

なまんだぶぶ、なまんだぶぶーーー

ミーツは続くよ、どこまでも。

今日は、ドラのなべちゃんでしたー♪

度肝を抜かれたビバ。

今日は、プレクトラム結社さざなみ工業の定期演奏会に足を運びまして。
ライブ配信があるとは聞いていたが、この団体、何を仕掛けてくるかほっとけなくて、足を運ばせていただきまして。
お誘いは、モッチーから。
ありがとう、見逃すとこでした。

カビバラが進行を受け持つビバ。
ここは、入団するとソロで舞台にたたせるという儀式がある。
そう言うハードボイルドな団体なので、
メインの大曲もたった二回の合同練習で仕上げ、本番を向かえたそうで。

鳥肌がたち、震えが止まらない。

感動で、魂が抜かれて、
帰りは、仲間と共にノリタケイオンにあたたかーいものを食べに行きました。
仲間と食べる食事と
仲間とダベる感想

いい1日でした。

今年のmeets.も選曲が済んでみたらば意外と攻めのあるリストでした。
負けずにがんばるぞー!!

ミーツは続くよどこまでも。

本日は、ドラのなべちゃんでした。

運命を背負うもの

今日は 次の演奏会に向けて初めての 練習の日でした。
開始時間の1時をめがけて 団員 が三々五々と合奏室に集まってくる感じは、わくわくとドキドキでいっぱいの瞬間です。

イケジョは 初回合奏で3曲全ての 通し演奏をおこなった。
定速ではないにしても
叩きは、ほぼなかった。

確かに、
奏者のなかには
全弦張り替えをすませ、ウォーミングアップとは思えぬ難曲をかき鳴らし合奏に臨むものや、幾多の演奏会に参加し、ホームでの演奏を切望していたものもいる。
にせよ、仕上がりを想像するにあまりあるタクトさばきは、あの名作を彷彿させるものがあった。

「ニワトコの杖と相性がよいのは、並外れた能力をもつ魔法使いだけです。ニワトコの杖の持ち主となり、使いこなすことができる数少ない魔法使いは、必ず特別な運命を背負うことになるでしょう。」

  #ハリー・ポッター

練習後のカトマンズでの晩餐は最高に美味しいカレーでしたね✨

ハニーナンを真っ先にとったイケジョ、お疲れでございます。また、美味しいもん、食べに行こうね✨

meets.はつづくよどこまでも

本日はドラのナベちゃんでした

耳と口にごちそうを

演奏会
というと
大抵名古屋市のどこかのホールだったり
郊外のホールだったり、
出掛けるのに勢いがいるのですが、
今回は
ナベちゃん在住のすぐとなりの旧尾西市の一宮市です✨✨✨✨
旧尾西市庁舎のよこに白く美しいホールがたっていました。

今回も、選曲に嗅覚が動いたモッチーを連れて参戦です。

入口の消毒、検温、連絡先の記載など、一人一人丁寧に相手をしてもらってから、解放されたホールは隔席着座。
ガラス貼りのロビーの回りは、美しい田園風景。

心地よい時間がゆっくりすすんでいます。

メガネ率の高いこと
グラスと言うはかなげでありながら強固で透明な居ずまいの美しさ
そんなとこからきているネーミング
アンサンブルグラス

岐阜聖徳学園大学のOBらの立ち上げから、すでに今回の定期演奏会が五回目。
前回は、無観客演奏ではありましたが、YouTubeでは拝聴できるようになっていて、やる気に満ち溢れるわかーーい団体。
自称「県内最若手団体」なんだそうです。

若さは、選曲だけにあらず、音色も力に溢れ鳥肌が何度かたちました。
団にホールがマッチしているのか、
ホールが団に呑み込まれているのか。

久しぶりに紙のアンケート用紙が入っていたのもあって、二人して書きまくります。

入団 興味(有 無)

の選択肢に
興味って書いてある(笑)
と二人で呟き。

連絡先をかいた使い捨ての鉛筆を、アンケート記載にまで活用する流れも、素敵です。

心地よい昼下がりのあとは
腹ごなしです。

サイコロパンやベーグルが有名な
クローチェへ。
「いちのみやモーニング」では待ちで入れそうもない激こみですが、この時間なら、まだ座れる。

耳も口も楽しんだ午後のひとときでした。

ふりかえり、私たちmeets.も次の演奏会では名古屋市を離れ桑名市で開催。来ていただいたお客様が、耳と口にごちそうが届けられる素敵な都市です。

ううううーーー♪がんばるぞーーー♪

meets.はつづくよどこまでも。本日はドラのナベちゃんがお届けしました。

渇望する


こんにちは
最近、勝手に鼻水が垂れちゃうなぁ、と思っていたら、稲のアレルギーだそうで。
マスクの中が、人知れず大惨事だけど、誰にも悟られないなら、それもありか♪と思う今日この頃。

10/24にアンサンブル木蔭さんの58回目の定期演奏会が行われました。
今回も、「勇者アマビエ」参戦ときき、モッチーの臨席で観戦。
気がつくと、ステージ上にはベーシストNもおみえではないですか!
遭遇率は、誰よりも高い。
やり手です✨✨

さて、今回の演奏会は
プロマンドリニストの青山涼さんの独奏を含めて3ステージ構成の全10曲。
一回の演奏会で、9曲がっつり練習するなんて、焼き肉のバイキングでカレーも寿司もとってきちゃったレベル。
コロナ禍できっときっと大変だったろうなぁ、と思います。

そんな様子がパンフレットにも現れていて
「つながり」具合=関係性
をきちんとみつめなおす
ということを尊重されてました。

音と音、
人と人。

フレージングやハーモニーであったり、
奏者と聴き手のあり方であったり。

青山さんの独奏もまた、それらを象徴した二曲でした。

「誰と問わず、ここ二年は、餓えや飢餓を経験されたと思います。そんな、何かを渇望する気持ちをこの曲は持っているとおもうのです。」

独奏じょんがら
を奏で、
その後、
歓喜ある疾走感に包まれる
アンコール
独奏jump!
を。

まさに、つながりを思い、流れる気持ちままの二曲!
素敵でした。

演奏会の終演には
アンコールまえに、「こんなに沢山の方が残っていてくださるなんて、思いもしませんでした。」とコンダクターからの一言。

帰りませんよ!味わいます、もちろん。

客席を埋める聴き手も
ステージで熱演を繰り出す奏者も、
この時を「渇望」していたのだと。

そんな風に思いました。
きょうはどうもありがとう。

来月から、meets.も練習開始です。
渇望を力に、マスク着用でがんばるぞぅ。

meets.は続くよどこまでも。
ドラのなべちゃんでした。

発展途上

天気予報地図には、秋雨前線がいたりして、秋感半端ない感じですが、皆様いかがお過ごしですか。
コロナ感染率も高止まり中に、ミユー株とかいう新人も現れ、混乱のさなかです。
がしかし
なべちゃん
モッチーと一緒に
エイトストリングスの定期演奏会へお出かけしてみました。
アメリカンスタイルの入退場
1ステ2ステがノンストップ
ブラボーなしのアンコールなし
いつもの名物 堺氏の「空席以外は満席」トークもありません。

でも、
心を打つ言葉を
24分間マラソンのエンディングで
アナウンサーが代読していたので
それを書き残します。

「出口が見えない中でしたが
みんなでマンドリンを奏でたい
マンドリンをみんなに聴いてもらいたい
そういう思いを抱えながら
こうやって、皆さんの前で演奏できる喜びを
いま、かみしめています。

まだまだ発展途上の私達ですが、
これからも走り続けます」

感銘を受けたのは、関係者だけにあらず。

客席にいた人も、

客席に来れなかった人も、

同じ気持ちだと思った次第です。

お疲れさまです。

楽しかったです。

私達も、共に発展途上団。

ミーツは続くよどこまでも。

本日は、ドラのナベちゃんでした。

みんなで立ち会い出産

こんにちは~
お盆中日です。
ご先祖様と交信してますか?

ナベちゃんは、お墓の草がすごすぎて、そこにたどり着くまでがアドベンチャーでした。
発見できてよかった…。

さておき、
巷では7から15までお休みなんです、という人が多い中

Ne◯flixで一週間(例えね、例え)

の単調な日常を打破するべく、我が団では、
「自宅でお手軽、出入り自由、ズームで選曲会議 第一回」
が開催されました。

それまでにも、何回か、ミーツではあったのですが、

ズーム会議がある度に、

みんなに会える♡(体温はわからないし、楽器も持ってないけど)

と思いながら、ドキドキ入室する瞬間は、脈が跳ね上がる感じがします。

例えね、例え。

前もってメーリングリストに上げられていた、みんなからの弾きたい曲リストを肴に呑みながら(いや、清涼飲料水ですよ、もちろん)交わす言葉は
まさに、プロデューサー会議。

あくまで大人です。

慌てず、くすしく、和やかに、候補曲が整っていきます。

みんなの期待を感じながらの選曲は、

まるで「妊娠、出産」のようです。

ごくごく初期の
見えないけど
大切な時期。

いいお産に繋がりますように。

例えね、例え。

次は22日、ぜひ立ち会って♡

関わると愛おしさも百倍です。

ミーツは続くよどこまでも。
本日はドラのなべちゃんでした。